早朝から上京し、星野国税庁長官と面談。
明日から始まる全国知事会の重要な議題の一つとして、地方税財源の確保・充実があります。持続可能な自治を支える税負担のあり方について、星野長官と幅広く意見を交わしました。
その後、全国知事会に出席するため、富山県へ移動。
到着後、他の知事と合流し、多世代型交流施設「あしたねの森」を視察。
老人ホームやデイサービスなどの高齢者施設とこども園、学童保育、障害のあるお子さんが利用する放課後デイサービスが一つに集まった「あしたねの森」は、年齢や障害の有無に関係なく、柔軟な福祉・教育サービスが受けられる富山の地域共生のモデル的な施設です。
老人ホームを幼児の散歩や学童保育の子どもたちが宿題をする場所にするなど、高齢者と子どもたちが交流できる工夫が至るところにされており、子どもたちの笑顔が高齢者を元気にし、高齢者とのふれあいが子どもたちの成長につながる好循環を生み出していました。
共生社会をめざすうえで大変参考になる先進事例を視察できましたので、今後、県内においても同様の取組が展開できないか、可能性を検討してまいりたいと思います。