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キラリ通信

2020年

02月

12日

令和2年(2020年)2月12日(水曜日)

杉野短期居住2日目。

朝から、長浜養護学校の生徒さんのご自宅を訪問し、装具の装着やスクールバスへの乗車などの介助を体験しながら、子どもたちと一緒に通学しました。

長浜養護学校は、肢体不自由、知的障害、医療的ケアが必要な子どもなど、小学部57名、中学部62名、高等部86名の子どもたちが在籍しています。

学校では、まず、それぞれの子どもたちのペースに合わせて体と心の緊張を解きほぐし、その後、授業に入ります。障害の状況はさまざまですが、一人ひとりの課題に丁寧に対応し、持っている力を十分に発揮できるよう学習をすすめられています。

障害の有無に関わらず、一人ひとりの個性を尊重し、その子の可能性を伸ばしていくことこそ教育の原点だと感じました。

 

その後、丹生ダム対策委員会の皆さんとともに、県道中河内木之本線を下流から中河内まで現場視察を行い、今後の地域整備について意見交換を行いました。

今後も、国、県、市、水資源機構が連携・協力し、地元の皆さんとともにしっかりと取り組んでまいりたいと思います。

 

午後から、にしあざい診療所の皆さんと「こんにちは!三日月です」を実施。

西浅井地区唯一の医療機関として、在宅医療など、地域の医療ニーズに対応した、持続可能な地域医療の実現を目指し、この4月から拠点化されました。

医療資源が限られているなか、住民のニーズにあった、持続可能な地域医療を確保することは、安心して暮らせる地域づくりの基本となるものです。次世代の僻地医療の担い手育成にも取り組まれており、意欲的な取組を心強く感じました。

 

続いて、滋賀県木材協会伊香支部の皆さんと「こんにちは!三日月です」を実施。

伐採期を迎えていながら、植栽保育費用がまかなえず、県内各地に手入れ不足の森林が見られます。

森が多面的機能を持続的に発揮できる「やまの健康」を目指し、県民の皆さんとともに、50年後、100年後の未来を見据え、課題やビジョンを共有してまいりたいと思います。

三日月大造

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