午前中、関西広域連合委員会に出席。
これまで10年余の関西広域連合の取組を評価し、今後の関西の将来像を考えるため、有識者の皆様からのご提言をもとに意見交換を実施しました。
わたしからは、水をはじめとする自然生態系サービスを基本にした広域行政について、スケールメリットを生かしたさらなる展開や、関西の文化の深みを磨き、発信していく必要性等について発言させていただきました。
広域連合の中で議論を深め、関西の社会、経済の発展につなげてまいりたいと思います。
午後から、近畿ブロック知事会議に出席。
国への提言要望をテーマに、コロナ禍で行っている制度融資の特例措置等について、コロナの長期化やウクライナ情勢の影響を踏まえ、さらなる資金繰り支援を京都府と共同提案させていただくとともに、水上オートバイによる危険行為に関する対策強化や地域鉄道の維持・活性化等について議論しました。
続いて、関西広域連合と福井県との「ドクターヘリ相互応援に係る基本協定」の調印式に出席。
京滋ドクターヘリを福井県嶺南地方へも運行してきましたが、福井県もドクターヘリを導入されたことから、相互に運行することとしたものです。
隣接県同士、お互いにカバーしあう体制が整備されることで、二重三重のセーフティネットが構築され、より多くの患者の救命や後遺症の軽減に寄与することを期待しています。
その後、総理、関係閣僚、クリーンエネルギーや地域、社会経済の有識者からなる「クリーンエネルギー戦略」に関する有識者懇談会に出席。
全国知事会を代表して、脱炭素社会の実現の主役は地方にあり、全国の自治体が脱炭素への大きな変化を転機・チャンスと捉え、地域の実情に応じた新しい取組を始めようと試行錯誤していることや、そのためには、財源、人材、情報などが不可欠であること等をお伝えしました。