本日、7月1日の「びわ湖の日」制定から40周年を迎えました。
「びわ湖の日」は、「碧いびわ湖を取り戻そう」と県民が石けん運動に立ち上がり、強い思いが条例として実を結んだ、滋賀県民にとって大切な日です。
私も滋賀ふるさと観光大使の西川貴教さんとともに、漁業者の皆さんの琵琶湖の清掃活動に参加。この「びわ湖をきれいにする運動」は全漁業者が休漁して取り組み、50年目となります。全県的な琵琶湖の清掃活動へと先導的な役割を果たしていただき。長年にわたるご尽力に心より敬意と感謝を申し上げます。
続いて、西川大使と一緒に「びわ湖のことを考えよう!」と清掃参加者のインタビューなども交えながら、生配信に出演。
琵琶湖とともに暮らし、産業を発展させ、琵琶湖を守ってきた先人たちに想いをはせるとともに、さまざまな人が琵琶湖への想いでつながっていることを改めて実感しました。
今、琵琶湖は在来魚介類の減少や気候変動など新たな課題に直面しており、CO₂ネットゼロをはじめ持続可能な社会への取組が「待ったなし」となっています。
40周年を機に、私たち一人ひとりが、身近なことからできることをやろう!と「MLGs(マザーレイクゴールズ)」という目標をみんなでつくりました。
琵琶湖をよりよい形で残すため、未来に向けて一緒に行動してまいりましょう。
続いて、第71回「社会を明るくする運動」内閣総理大臣メッセージ伝達式に出席。
「社会を明るくする運動」は犯罪や非行を防止し、過ちを犯した人の立ち直りについて理解を深め、犯罪や非行のない安全で安心な地域社会を築こうとする全国的な運動です。
地域での居場所や仕事の確保など、支えていただいている皆様のご尽力に心より敬意を表するとともに、引き続き、連携して、「支え手よし、受け手よし、地域よし」の三方よしの再犯防止に取り組んでまいりたいと思います。
続いて、趙成烈(チョウソンリョル)駐大阪大韓民国総領事の訪問をお受けする。
本県は古くから朝鮮半島の人が多く渡来し文化や技術を伝えていただいており、また、江戸時代には「誠信の交わり」のもと、朝鮮との親善外交を支えた雨森芳洲先生の出身地であるなど、特にご縁の深い地です。過去数年間研究員として日本に住まれたことがあるという趙総領事の存在を大変心強く思います。
「誠信の交わり」の教えを大切にしながら、文化交流、草の根交流を重ね、よりよい関係に向け、ともに力を注いでまいりたいと思います。